無名であること

 ポッドキャストのハワイーオレゴンで働くラジオが面白い。

 コロナのワクチン接種が始まり、動き始めたアメリカ社会の中で、焦りまくっている働くお母さん2人の正直な胸の内が、伝わってくる。変に社会で売れてしまっている人たちの話より、無名な人たちの話、アンダーグラウンドな人たちの話のほうが響く時代になっているという恐ろしい時代。

 まん延防止策も結構強烈に来ている。正直私にとっては、前回の緊急事態宣言と同じ効力を持っている。

 自分自身も体調あまりよくない。朝、熱を測ったら36.9°あった。色々、集まりやボランティアもキャンセルしてもらって、ダイエットもせず、食べて寝ている。

 そういえばすみません。もしかしたらDJやることになるかもしれません。ZOOM上のクローズドな集まりの中だけど。あるいは誰かにお願いするかも。今そこで最後にかけようかなと思っているイメージあるのはこの曲。全然無名じゃないけど。

 こうして文章を書いているといろいろと自分の苦しさや焦りが見えてくる。ただでさえ社会に取り残されて、今も港区にはいるけど、港湾労働者の住宅という社会に取り残されたような人たちもいる中で暮らしているんだから、毎日焦る。こんなことしてて意味なんかないよ、全然、自分がしていることが的外れかもしれないと。

 あのラジオを聞いてるともう一人の女性が、” 分かる。分かるよ ”と言っているんだけど、あの言葉が結構大事。バイデンにないものはあれなんだろう。それはたぶん私にも言える。これがDJをやることの難しさだし、自分が逡巡してしまうところなんだと思う。

Sunset at Kasai Rinkai Park

葛西臨海公園の夕陽

異端であるということ

 なんとJTBが資本金23億円を、減資して1億円にしてしまった。あっという間に、僕の目の前では、新しい社会が始まっている。JTBはここから、天王洲に走るジョギングコースにある会社だし。

 MixCloudで亡くなったJose Paddillaが何度もかけていた曲を、PCからAnkerに繋いで、Shazamで検索してみたら、なんと日本人アーティストの曲だったことが分かる。

You Are Music-Laidbook(Origami Production)

 この間、フランシス・ベイコン・インタウ”ュー デイヴィッド・シルヴェスター 小林等訳 ちくま学芸文庫の保坂健二郎氏の解説によると、遠いと思っていた巨匠の存在が意外と日本(氏への歌川 国芳の影響やベイコンのアトリエから柔道や空手の教本が発見されていて、技の写真が載っている)と近いということが分かってくる。

 これはバレアリックに関しても同じだ。笠井 紀美子、Budda Brand、オイランetc、品川プリンス、江の島Freedom SunsetなどJose Paddillaと日本の繋がりはわりと深い。

 ここで氏の文章が分かりやすいので、その全文を掲載しておこう。

 ”こうした発見からわかるのは、色鮮やかなフラットな色面と歪んだ人物像による絵画という構成が、ベイコンの作品を研究し続けている者にとって、そのソースを極東にまで探し求めたくなるくらい特異だということである。そしてさらにそこからわかるのは、もし彼の絵がそれほど特異ならば、今ここで私たちが確認しなければならないのは、ベイコンの特異な絵画がどのように生まれたかでは決してなくて、なぜ生まれたのかを改めて考えること、すなわちベイコン研究の再転換の必要性である。”

(ほさか・けんじろう/東京国立近代美術館主任研究員)

 バリージュールコレクションも、渋谷の松濤美術館での展示が決まったそうです。

Post Modernの終焉宣言

 明日から台場区民センター2階図書室脇にて、アクリル画12点展示予定です。

 さて、表題の件ですが、僕が学生時代から憧れていた建築家・思想家のI氏がLuois Vuittonの仕事をすると聞いて、私の反骨精神に火が付き(今なら巨匠に勝てる、モノにできる)と思い、下の絵を描きに御殿山ヒルズに行って来ました。

 私は物心ついた時から、ポストモダンで、父は近代主義者のような人だったのですが、いま、コロナ禍のこういう社会になってみてわかってくるのは、ポストモダンの問題点は資本主義に肯定的だったところのように思います。巨大になった資本の動きに対して、追従的であっては、近代主義を乗り越えることができないように思います。I氏は日本の自律性を守るために近代主義に反を唱える形で活動したという点や協業する人たちや歴史的な人物像をを等価に見つめる視線は明らかに世界的な巨匠だし、国家批判ができるという点でも(つくばセンタービル)たぐいまれなる人なんだけど、資本主義そのものに対して、自分が取る態度が無自覚だったように思います。

 だから、結果的にはポストモダンムーブメントは資本主義に飲み込まれてしまい、その作家性を失ってしまったように思います。

 では、今、作家性とは社会に対してどういう態度をとるべきなのかということを、まあ、自分なりに展示したり、表現したりできたらよいなと思ってやっているのですが。

 人に勧められて(元日本共産党 港区議の大滝実さん)今、読んでいるのは

人新世の資本論ー斎藤 幸平

 一説にはピケティを超えたといわれているのですが、この本で述べられているのは、まだ読んでいる途中ですけど気候変動による人類の、地球の環境問題を解決するためには資本主義を乗り越え(解体し)ないといけないということです。今までの僕の理解だと、高度に発達した資本主義社会の上で、国民的多数の合意のもとに社会主義的な新しい社会が形成されるという認識でしたが、この本だとコロナ禍も含む人類による気候変動や環境への人為的な介入による被害を食い止めるためには、資本主義を乗り越えるのではなく、資本主義の息の根を止めないといけないという表現になっている。

 暴走し、巨大化する資本を解体し、人々の手に還元したうえで、各人が合意の許に新しい社会を生きてゆきましょうということだろう。

 コロナ後の社会の在り方については教皇フランシスコも著書を発表し、1970年代に始まった新自由主義への批判を行っています。

 私からするともしかしたら、巨匠がメゾンを解体するかもしれないという気もしないのではないのだが、それはないだろう。

 私自身も港湾労働者なので、メゾンを破壊することは難しい。しかし、巨匠が御殿山(殿様の屋敷から外資系のホテル、米軍御用達)に建てた茶室を描いて、人々に無償(Non-Profit)で展示することは、私なりに暴走し、巨大化する資本を解体し、人々に還元する行為だ。この絵を見た人が、立ち止まり、そして、自分たちの行動で環境がどう変化してしまったのかを感じ取り、新しい社会を生きてくれることを望んでやまないです。

 ここでひとつ言っておきたいのはBrooks Brothersが廃業したことで、アメリカのメゾンはお終いなのではという点ですが、私の認識では、新しい社会像の一つやヒントは、アメリカの人々から出てきていると思います。そのことはここでは文章で表現できませんが、展示する絵の中には入っています。アメリカがすごいのは多様性を内包しながら動いているので、必ず自分たちの問題も含まれていることです。

Yujiann,Shinagawa

イノベーション Innovation

 昔働いていた会社の社長、Yさんに言われたことがある。編集者はイノベーションを起こす。と

 スティーブ・ジョブスが言っているように、お金の問題ではない。かれがAppleⅡを作ったとき、MacintoshはIBMの予算の1/10程度しかもっていなかったそう。人々を熱狂させるものを作ることというのはお金ではないのだ。

 イノベーションのことは母が昔辞書を引いて教えてくれたことがある。”刷新”。すべてが変わってしまうようなことだろう。最近はしょっちゅうそういうことがあるので恐ろしいが。

 私が思うイノベーションの原型って、アインシュタインの相対性理論や、コペルニクスの地動説みたいな感じだ。日本人にとっては第2次世界大戦の敗戦とかもそうなんだろう。しかし、勝てると思っていたってすごい。

 この間、タイミングが合って観てきました。

 渋谷のImage Forum。見終わって具合悪くなったんだけど、監督は今ベルギーから引っ越してギリシャに住んでいるそう。すごいかっこいい監督なんだけど、なんか暗い部屋からZoomでつながっていて、おちょこみたいな白い杯で、なんか飲み物飲んでいた。

びっくりするようなことばかりだよ最近。本当に。

Two Oranges&Big Apple

行って来ましたフランシス・ベーコン

 ネットで検索していたら、葉山の神奈川県立近代美術館でフランシスベーコンがやっていて緊急事態宣言でこの日(1/11)までということだったので、もう行くしかないということでしょと思い、車を飛ばして高速で行きました。その前に、ある集まりで議事録を提出した後(新しくカードで買ったこのコンピューターで書いた。支払いはまだしていないということは借金!!)大喧嘩し、葉山の所のコンビニの駐車場ででサラダの弁当と味噌汁の昼食を摂り、フランシス・ベーコンの絵が観るものを孤独に追いやるというのはこういうことなのかなあなどと思う。

 ついてみると美術館は恐ろしく素晴らしいロケーション。スケッチブック忘れてしまいましたが、写真を撮っておいたので絵にしました。フランシスベーコンとは全然違い、足許にも及ばないけど。これからは遠出する怪しい時には必ずスケッチブックと色鉛筆は携帯しよう。そんな大きくないんだし。

 さてベーコン展ですがこの間、東京でやった大規模回顧展とは真逆の内容。抽象画やシュールレアリズムやピカソの真似のようなものもあるのである意味言葉では括れない。僕が聞いていたのは彼は抽象画全盛の時代に抽象画に絶対に近づかず、具象画に拘ったと聞いていたので、今回の展覧会では、その範疇を超えている。個人的には僕もゲルハルト・リヒターは好きじゃない。なんか説教臭いから。ベーコンは違うのよ。なんか先輩って感じ。でもあの大規模展があって、今回の思考のプロセスを紹介するような小規模のものがあり、ベーコンは日本の皆さんからFade Outしようとしている気がして寂しい。もう一回、あの大規模展が観たい江東区のあの美術館あたりで。

Early Sunset at Hayama

Today Is The First Day Of The Rest Of Your Life!

 2004年ということは今から16年前の2月に先行く仲間からもらった言葉です。もう先に逝かれてしまいましたが。

 podcastでリクルートを経て、フリーで媒体で活躍しながら海外に在住する日本人女性(ポートランド、ハワイ)の番組を聞く。コロナ禍で仕事してないという正直厳しい現実が見えてくる。ハワイの人の“もういいよ”というような心境が自分にも当てはまり、恐ろしい。僕はありがたいことに仕事は続いているけど。

 しかし、収入が減って、支出がかさんできているという経済的な現実が目の前にある。でも。今から16年前の自分と比べれば、ずいぶん楽になったという現実はある。

昨日、北海道の比例選挙のための共産党の志位委員長の演説をyoutubeで聞く。その中で、新しい野党と市民が目指す、国家像の具体的な提案が出てきたので、ここにあげておきます。

新しい日本をつくる5つの提案

  • 格差をただし、暮らし応援第一の政治

〇消費税5%

〇ケアに手厚い社会

〇ルールある雇用

  • 憲法を守り、立憲主義を取り戻す

〇安保法制廃止

〇9条改憲許さない

〇「森友」「加計」「桜」徹底追及

  • いいなり外交やめ自主自立の平和外交

〇核兵器禁止条約に署名・批准

〇辺野古新基地中止

〇日米地位協定の抜本改正

  • 自然と共生する経済社会

〇2050年二酸化炭素ゼロ グリーンリカバリー

〇原発ゼロ

  • ジェンダー平等、個人尊重の政治

〇選択的夫婦別姓、性暴力根絶の憲法改正

〇少人数学級

〇文化・芸術を守り育てる国

何気にゲイの人が怒りそうな気がしないでもないけど、ジェンダー平等のところにそれが入っているのかな。私が思うのは、こうして具体的な国家像を示せることがすごいと思う。全然、日本の伝統文化を壊すような内容ではないと思うのですが、皆さんいかがでしょうか?というかこのままだとマジでやばいぞ日本。グローバルに活躍できる人材とか言ってるけど。

Lockdown Tokyo

 東京もコロナでロックダウンに入りましたが、かなり抜け道のある、緩いロックダウンであるという事実は否めません。まあ、ありがたいというか。

 コンピューター購入しました。Windows 10 Acer  Aspire 15.1 inch ヨドバシで49,800円 SSD Driveで以前のものより立ち上がりが信じられないくらい早く、全然薄く軽くなりました。

 来週週末の会議に向けて企画書を出そうかやめようかと思っているんだけど、正直ちょっと厳しい感じになってしまっている。ああ、Itunes download してBluetooth試すの忘れてた。

正月してたことなど

 1/2に大掃除をしていらなくなった本を五反田のBook Offに売りに行く。なんと70円。結構厚い本も入っていたので愕然とする。前の人が何かフィギュアを売って7000円位もらっていたので、これまたびっくり。

 1/3はCDと要らなくなった音楽関係の本2冊を持って、新宿ディスクユニオンへ。昨日もそうだけど3が日はパーキングが無料なのでこんなことやっているというのもある。売りに行って70円で駐車場が300円では目も当てられない。こっちは3400円位になった。ありがたい。本も五反田ではなく神保町に行けばよかったんだなと後悔している。

 今朝は早朝割引を利用して新しくできた商業施設Ariake Gardenの泉天空の湯に行ってきました。1000円で駐車場1時間無料は都心では安い。

 割とみんな言っているけど、赤旗のトップ記事に坂本龍一が登場して発言。本当、柔らかい言葉で今の我々が抱えている問題を語ってくれたことに感謝ですね。批判する人もいるかもしれないけど、本来、固く、怒りをもって発言するようなことを、やんわり伝えられるのは桁外れの成功を収めて、グローバルに生きながらもずっと解決しない問題に向き合ってきた年月の長さが、言葉に丸みを帯びさせるんだろうなと思う。

 僕も資本主義を脱却する時が来ていると感じ主張しながら、思いっきり資本主義的な有明ガーデンの温泉に浸かって、ちゃっかり疲れを癒しているんだから、矛盾してるよな。

たつみコータロー 前参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) | Twitter

あと三田のケイヨーD2にはやたら行ってました。布団カバー買ったり、車の窓のガラコ、ズーム用のスポットライト、黄色い電球など。われらが佐久間 裕美子女史の本によると、こういったお店のオリジナルブランド商品はよく頑張っているみたい。ここの店員さんでひとり私の好みの人いる。ホントどうでもいい話だけど。

R.I.P Jose Padilla

 去年の10月にBalearic Chill OutのオリジネーターであるJose Padillaが亡くなっていたそうです。品川プリンス行っとけばよかった。Francois Kが素晴らしいトリビュートのMixをあげてますので、リンクを貼っておきます。

 僕も絵を描いたり、少しはそれっぽいこともやっているんだけど、Sunsetに合わせて、Chill Outものというアイディアはいろんなところで自分の中で行っているんだけど、なんか、先人たちのような、Gentlyだけど、盛り上がりがあり、レジェンドがあり、クラウドがいてという形にならない。何か、僕の捉え方が間違っている気もする。特に人間という生き物に対しての。あるいは自分の情熱というものの。

 あまり、情熱というものを示してしまうと、人が嫌がる場合があるという謎の心理に直面している。ある意味、クールな方が良いみたいな。まあ、確かにサーヴィスというものは、クールな方が良い場合もある。淡々と。自分に提供できるものを提供していく的な。

 問題は、自分が空っぽだった気づいてしまった時でしょう。まあ、この場合に自分が当てはまるんだけど。フランソワがこのミックスの中で言っていた事の断片は、我々は考えることが多すぎるということ、ホセ・パディーラは一見地味にLocalに見える自分の視界の向こう側の巨大なマーケットに気づいていたということなどだ。だから、CDのセールスはどんどん伸びていったみたいな話をしていた。あと、自分のスペイン人であるというルーツに意識的だったという話もしてた。

 昔の友人に言わせると、僕がDJをやっていた90年代位から、皆、彼のことは良いと言っていたらしい。僕はNew Yorkに夢中で全然知らなかったけど。

僕のJose Padillaの1曲というこの曲になる。ああ、Balearicってこういうことかと思った。手に入んないけど。黒人音楽色が若干抜けているような感じなんだけど、公民権運動の頃の黒人音楽はモロに入っている。Curtis MayfieldとかMarvin Gayeとか。マイケルジャクソンは入っていない感じ。パンクは入ってないんだけど、ダフトパンクは好きみたい。Buddha Brandも入ってる。アフリカ音楽は好きみたいで、確かに、スペインを中心に、偏見なく音楽というものをセレクトしてる。なので一言でバレアリックといっても何のことだかわからない。昔、Garage(ガラージュ)といっても何のことだか分からないような状況があったのと同じようなことが起きている。文化の総称なのでしょう。こういうことするのは楽しそうだな。

DJ廃業

 皆様大変だった2020年の年末、如何お過ごしでしょうか?東京は思いのほか寒いです。

 さて、表題の件ですが。。。えー1992年くらいかなTokyo FMのTransmission Barricadeの公開録音のイベントで川崎のClub CittaでLil LouisのFrench Kissを聞いてから焦ってTurntableを買い(どっかのデパートの内装工事のバイトなどで金を貯めて)弟1台、私、1台、Mixerは折半。こつこつレコードを買い溜めて、やってきたDJ業。そのキャリアの一番の頂点はうーん新宿のMilos Garageのコンテストで優勝した後に友達と表参道での地下のライブハウスみたいなところでイベントをやった時だろう。『New Yorkに憧れて』というタイトルだった。(恥ずかしい)

当時は本当に東京のClubシーンが盛り上がっていたので(今もか)やったんだけど、今思うと、若かった。あと思うようにできなかったことも大きい。この一回はうまくいったんだけど、結婚式の2次会とかもやってた。代官山でやった時などは大変だった。

聞くところによると、Apple Musicでダウンロードしたファイルを有料ソフトで変換してPCでかなり簡単にDJができるような状況になっているらしいんだけど、なんでわざわざこんなポストをしてるのか。

一番の理由は大変。面倒臭い。音楽の世界が一体どうなっているのかまるでわからない(今の曲を知らない)。今みんなが一体何を考えているのかまるでわからない。反応が直接返ってくることが怖い。年をとって若い感性がない。人の気持ちを、自分の気持ちを高揚させることが良いことだと思えない。上がってしまうそれは構わない。などなどだ。

それでもってPartyは。。。今どんな人の集まりがイケてんのかなこのコロナの中で。やはりNPOということだと思いますよ私。集まりの中に搾取のない形を作らないと。

Converse Chuck Taylor CT70