老化を感じる

水曜日の夜に浜松町からモノレールに乗って、夜羽田につき、夜は羽田の空港のロビーで過ごし、香港に来ています。レンタルのWifiの受け取りが23:00迄で、空港に着いたのが23:45位だったのでコインロッカーのようなやつからWifiが受け取れなくて早くも焦る。焦ってGlobal Wifiに電話すると、JAL ABCというところのカウンターに在庫があったら貸してくれますと教えてもらい、HK Expressの前にあったJAL ABCというところにいた初老の老人に聞くと、私の予約した番号のWifiを出してくれた。御巣鷹山事件のこともあり、両親からもJALは大名経営だ聞いていて偏見を持っていたのだが、助けてもらったことで偏見が取れてしまう。時代が変われば巨象も変わるということなのだろう。

 出発ロビーは140番でえらく新しいロビーだったんだけど、”深夜特急”をハードカバーで読んでいたお父さんが居て、(娘一人の3人親子だった)何か感じるものがある。俺も早朝の香港行きの飛行機乗って脱獄するんだなみたいな。

 HK Expressの飛行機は夜通し飛んでいて、私が慶応大学の経済学部の先生に聞いていた飛行機を満席で飛ばすことで運賃を安くするスタイルの経営ではなかった。かなり、スカスカの席で快適。台湾経由でシアトルに行く便は違っていた。ぎゅうぎゅうにお客さん詰め込んで飛んでいた。

 3時間50分位のフライトで香港国際空港につく。この間、Youtubeで尊敬する現代美術家が、昔の香港は都心の真ん中に空港があり高層ビルの合間を縫って飛行機が飛び、発着陸していてその混沌としたパワーが東京にはないものがありエネルギーをもらったと仰っていたのだが、今の香港の空港は丁度Cityから羽田くらいの距離にあり、空港もまだ滑走路を拡張工事しているような感じだった。なので空の足に関して東京は歴史を逆行して、昔の香港を目指していて、今の香港の方がリベラルになってしまったような印象を受ける。

 前回泊まった、RAMADA Hong Kong Harbour Viewに泊まっているのだが、Agodaで2部屋予約してしまっていたみたいで。。。相当こたえる。キャンセル料を何とか45%にしてもらい、もうクレームするのもつかれたと思い、諦めて払うことにする。この文章で老化を感じるというのはこの部分なのだ。重いスーツケース持って外をうろつくことができないのだ。

 14:00からしかチェックインできないと事前にウェブサイト等で調べておけば、空港についてから14:00まで時間があるなと分かっていれば何か行動を一つ入れておくはずだ。お土産買うでもいい、本を買うでもいい、美術館に行くでもいい、昼飯食べるでもいい。

 とにかく暑くてひいひい言いながら着いたら、ホテルに直行して自分の間違えに対処している。そして、部屋に入って何とか安心を確保してから、やっとスケッチだなんだ。この自分が取っている行動に対して思うのは発想に若さがないということだ。。。

 前回、このホテルのロビーの人に2件教えてもらったレストランの1軒で昼食。これが旨かった。豚と米粉の麺とスープ。1000円位。

 何とかチェックインを済ませ。汗だくの衣類を脱いでシャワーを浴びて、生き返る。

 少し休んで、さてどうしようかなと。漢字のネオンが沢山入った絵を描きたいなと思い、DeepSeekに色々聞いてみる。(なんとこっちではChatGPTが使えない。もしかしてGlobal Wifiの問題かもしれないが)。旺角あたりに目星をつけて行ってみる。前回、コンバースを買いに来た辺りだった。夜まで待った方が良かったかもしれないが、身体が勝手に動き、下記スケッチを取って帰ってくる。

 旺角は面白いエリアだからウロウロすればいいのに、スケッチ取り終わったら一目散に帰ってきてしまう。そして、晩飯は上述のこのホテルの人に教えてもらったもう一軒のレストラン。何と前回来た時に働いていた店員さんが今回もいた。

 朝起きて、前回も行った中山記念公園でウォーキングしてMega Poolで20分水泳。朝6:30にプールが開くのを待つ大人たちに交じって居る若い自分は甘えている気もするが。。。でもこの人たちすごい平和な大人たちだった。あまり学業のことは言いたくないがこの人たちそれこそ大学とか出て、社会でそれなりに働いた香港人なんだろうなと思った。正直来て良かったなと思った。

 地下鉄に乗っていても非常にピースな雰囲気。飛行機が着陸した時はしまった地獄に来てしまったと一瞬思ったが、今はそうでもない。というのは自分が年齢を経てしまって、アクセスする空間がそういう空間ばかりだから地獄が見えないのだと思う。深夜特急で沢木耕太郎が仰っているようにTravellerの持てる関係性って本当限定されている。。。しかし、私の求めている旅はそれではない。しっかり向き合って奥に踏み込んで、訪れた地に何かもたらしたいということなのだ。

Sketch of Portland Street,Hong Kong

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