怠け者になりなさい!?

 四旬節に入り、教皇が入院中のまま暗澹と過ごしている皆さんこんにちは。

 ろくなことのない今日この頃ですが、ろくなことがないと現実を正しく認識できるので、それはそれでよい面もあるのかもしれない。水木しげるは娘に手塚先生の漫画には夢があるが、父ちゃんの漫画には夢がないと言われ、俺は現実を描いてんだと仰ったそうだが。果たして私の絵はどうなのだろう。人生で苦しかった時、本屋でバイトしていて、水木しげるの何か色紙付きの本に出会い、甚く救われたことがある。その色紙には、鬼太郎の親父が茶碗の湯舟に入りながらこう書いてあった。

「怠け者になりなさい」

 当時、鬱で診療に掛かっていて医者に定型的に休みなさいと言われていて、彼らは何か本当に言っていないよなあとぼんやり思っていたんだけど、水木しげるに言われたときは、何か、甚く心に響いた。

 ラバウルでのこと、奥さんのことなど何も知らなかったんだけど、今でもやはり水木しげるのことを思うと心が柔らかくなる。

 ああいう日本の大人ってそこそこいるんだけど、典型的なのが彼のような気がする。渡辺 恒雄も近いかも。皆、無くなってしまって困る。残された我々はどうすれば良いんだろう?

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