Concepts 自分のための覚書

 日曜日のこの時間がなかなか有効に活用できなくて。

 いつも春先に台場区民センターで絵を飾ってもらっているのだが、今年展示したときに、見てくれたある女性の方から、12点の絵に一貫性がある的なうれしい言葉をもらった。その人は絵画についてのかなりの観賞と経験のある人だった。

 僕自身はまだ、ぼんやりしているんだけど、何となく自分なりに、概念(Concept)というもの理解し、表現に落とし込めている面もあるのかもしれないと思うところもある。

 ドゥルーズは、哲学とは概念(Concept)の創造であると言いました。では概念とは何でしょう。それはそもそも「孕まれたもの(Conceptus)」という意味です。「概念にする、概念化する(Conception」という言葉も「妊娠(Conceptio)」という語に由来します。「マリアの受胎」はConceptio Mariaeと言います。だからキリストはマリアの概念化(Conceptio)によって産み出された概念なのです。(切りとれ、あの祈る手を <本>と<革命>をめぐる五つの夜話 佐々木 中 河出書房新社 P.24)

 いきなり引用で申し訳ないですが、こういうことになります。その後も重要な文章が続くのですが、とりあえずここまで。俺女性じゃないし、今、誰かと付き合ったり妊娠させてもいないんですけど。。。いや、昔、結婚していたこともありました。子供もいます。なので、身近に妊娠した、させた人はいました。ふー。

 当時と比べて、世の中が変わっていることは沢山あります。にもかかわらず、なぜマルクスがいまだに重要だと言われているのかといえば、それはマルクスが創造した概念の射程が非常に広いからです。何かしらの本質をつかんでいるからこそ、今日なお読まれるだけの価値があるのです。

 本書では、マルクスにおいて特徴的ないくつかの概念を深堀りしていきたいと思います。マルクスが十九世紀のイギリスという現実を見てそこから得た概念、それは現在にも十分通用するものです。(中略)だからマルクスの目を通して見る、言い換えればマルクスが創造した概念を通じて見ると、今起こっている現象の本質が『資本論』の中に鮮やかに描かれていることがわかるし、逆に『資本論』から現在を見ると、現実の見え方がガラッと変わってきます。(武器としての「資本論」 白井 聡著 東洋経済新報社 P.20)

これまた偏った人ですみませんが。資本論はぶっちゃけ難しくて、ギブアップしてるんだけど、マルクスという人が概念を掴んでいたということが汲んで取れますね。

 なんか難しいことのように聞こえますが、どっちも身近にあるものです。今日本のどの街にも大体キリスト教会ってあるし、この間の選挙でも、どの区でも共産党の候補が立候補していて、選挙権のある人なら、投票することができるという関係性の中にあるものです。

 広告表現だってコンセプチュアルなものってあるし、ましては、音楽、文学、絵画などはコンセプチュアルなものって良くありますよね。

 うっすら輪郭までわかるのですが、さて。いまから僕がやろうとしているのは、まあ援助のためのコンセプト的な、なのでこういう難しい話ではなくて、エンパワメントの失敗による犠牲者を出さないよう概念を皆で学ぶ時間と機会を作ろう的なことなのですが。そこに上で書いたようなことが絡んでくるんだと思います。つまり、もう答えは出ているんだけど、理解していないから、学び、そこから現在を見ることで、今の自分の現実の見方がガラッと変わってくるような経験を一人ではなく、仲間とやってゆくんだと思います。

Beach,Chiba,Kazusa-minato

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