夏の疲れが取れないまま、昨年より退化してる

 昨日、有楽町に献血に行ったら、帯状疱疹はウィルスなのでということで断られてしまった。いよいよ、献血もさせてもらえないのかとちょっと、愕然とする。どんだけ価値のない人間なんだと。

映画2本

 スパルタカス。3時間は長かったけれど、キリストが出てくることにこういう文脈があったんだなと非常に納得させられる。それにしても、スパルタカスはどんだけかっこいいんだということと。女の子が、ママ、いつおうちに帰れるの?という野営のシーンで、これ、俺には無理だなと思った。闘うということは責任を伴うんだなと。

 ブラジル、ファベーラもの。意外なことにハッピーエンドだった。しかし、男の集団というものは恐ろしい。

 今年は、正直、大変な年だったような気もする。8月の終わりに、自分にとってはあまりにも大きな出来事があって、自分でも何がなんだかわからなくなって、ついでに、帯状疱疹になっていて、体調を崩している。しかし、もっと、体調を崩している尊敬している人もいるので、まだいい方なのだろう。

 私にとっては、献血したあとに出る会議は、自分なりの勝ちパターンだと思っていたのに、それすら出来ない自分に気づき、進化しないで、むしろ退化するっていうこともあるんだなと、受け入れざるを得なかった。なんか、結果が出てきていることが少し恐ろしい。結果を出している人、結果が出ない人が出てきている。このコロナで、いま、ほんとに、余計なものが削ぎ落とされてしまっているんだけど、その、一見余計だと思われていたものの中に自分にとっては一番大事だと思っていたものが含まれていたような人生を歩いてきたわけで。例えば、赤瀬川原平の写真集“正体不明”のような。この写真集は、大学院にいたときに、何度も繰り返し読んでいた。とにかく、アノニマスな風景なんだけど、写真がすごく綺麗なんですよ、彼の写真は。カメラがいいんじゃないかと、今でも思っている。藤森照信の建築もなんかすごく良いなと思ったことがある。伊東豊雄がいいのは当たり前なんだけど、ああいう他人への明晰さが自分にはないなと当時から感じていた。そして、これといってとんがったところもなく、なんとなくいかがわしいんだけど良い人、金は無さそう、でも楽しそうみたいなおじさんたちはなんか魅力的だった。なんといっても仲間がいる感じがよかった。

Still Life No.10

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