三田病院

赤羽橋の三田病院に舌の出来物の検査で行ってきた。麻酔して、ちょっと切って、今、糸が入った状態で、ちょっと痛い。なんて夏休みだ。

7000円相当治療に掛かってしまったので、歩いて帰ってくる。

母の知り合いで舌癌になった人がいるということを聞いていて、口内炎には実は注意を払っている。港区も口腔がん検診に予算を割いているらしく、歯医者も怪しい人、片っ端から検査に行かせていると言っていた。

フランシスベーコンも、その絵を批評していた、佐々木中と保坂健二郎も、口という臓器の特殊性を語っている。確かに、ほかの臓器って機能が単一的なのに、口という臓器はかなり複合機能を有していると思う。

まず、呼吸に使われます。そして、食べ、飲む、齧って、ひきちぎって、味を感じる。感覚器官でもあるし、唾液を出す消化器官でもある。そうした非常にプリミティブな、生物としての行為に使われる。さらにパートナーの性器を舐めたり、吸ったり、つまり愛撫にも使われる、性的器官でもある。また究極的な時に人間は、噛んで相手を攻撃します。歯を剥き出して威嚇もする。犬歯だって残っている。これだけでもう大丈夫なのか、というぐらい多様な機能が密集しています。でもまだある。

口は言葉を放つ。

踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ 佐々木 中 河出書房新書)

ここ何年も定期的に歯医者に通っていて、その治療費の安さに感謝している。

何かで読んだんだけど、日本の歯科治療って世界の最先端を行っていて、世界中飛び回っているような人も、歯の治療は日本で行うというような話だった。何しろ安い。

歯も財産だって話も聞いたことがあるが、たしかに、自分の歯でものが食べられたほうが入れ歯より美味しいんだと思う。

 

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